線香花火~ひと夏の小さな恋~
「ははっ、なにそれ。」

「それに、杏李が怖いもの大嫌いってしってたし。ごめんな。みんなの意見に流されちゃって。もっと杏李を気遣うべきだったな。」

「ううん、ありがとう・・・。」

私は、顔がほころんだ。

やっぱり、優馬は小さい時から変わっていない。
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