3番目の高度合成数。-年下のキミと-
実句と付き合ったのは、歓迎会がきっかけだった。
可愛い容姿と、よく気の付く笑顔の女の子というのが第一印象だ。
仕事はどうかと聞くと、他の二人の派遣の子は苦笑した。飲み会で仕事の話しはしたくないという空気を滲ませていた。
しかし、実句は楽しいと言い切った。
「最近やっと電話出させてもらえるんですけど、楽しいです。
私の説明で、理解してくれて操作ができたときの快感がたまりませんっ」
そして、俺に仕事の話を聞いてきた。