3番目の高度合成数。-年下のキミと-

 責任っていうのは、
 
 義務、じゃないんだよ。実句。


 お前の人生を引き受ける、そういう責任を取る、という意味だったんだ。



 実句は信じないかも知れないが、

 俺は、愛してたんだ。



 俺が、守っていきたかった。



 俺が支えたかったんだ、


 ――年下のキミを。






 まさかあんなガキに託すことになるとは思わなかったが……幸せになれよ。


End.
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