3番目の高度合成数。-年下のキミと-
頑張ってね、おやすみ、とメールを打った。
おやすみメールなんて、いつ振りだろう?
うーん、と考えてみたけど、少なくとも朋くんの方からおやすみ、ってメールが来たことはない気がするなぁ。
そして、それから連休中や平日、『cube』に寄るたびに、大志くんは私を笑顔で迎えてくれた。
なぜか大志くんは毎日おやすみメールもくれている。
時にはお昼にもメールが来たりして、大志くんのメールの受信履歴が増えてきた。
……朋くんより、圧倒的に。
些細な挨拶程度のメールだけど、朋くんの業務的なメールとは明らかに違っていて。
日課のようになって少しずつ、楽しいと思っている自分に気が付いていた。