3番目の高度合成数。-年下のキミと-

 単なる飲み会……?

 リナの言葉に、思わず気持ちが揺らぐ……けど!


「行かないってば」

「ハイハイ」

 リナは聞いてるんだか、いないんだか、適当な返事をするとお弁当の続きを食べ始める。



 その時、メールが届いた。


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│ Date 10/1 12:36
│ From 緒方 大志
│ Sub  お疲れ様です!
│=====================
│ お仕事お疲れ様です。
│ お昼休みですか?
│  
│ 昨日はご心配お掛けしました。
│ 
│ 今日はcubeでバイトなので
│ もしよければ、また顔見せて
│ もらえたら嬉しいです。
│ 
│ あ、もちろん自分の予定
│ 優先してくださいね☆
│ 
│ *大志*
└──────────────


「なんか嬉しそうな顔してるー」

 リナが今日一番の憎ったらしい笑顔で、私の携帯を打つ姿を見ていた。

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