好きのキモチ
コイツ、人気者の奴じゃん?
「悪いけど。君は遊ぶ相手一杯いるだろう?生憎、友達の少ない俺は結生しかいなくてね。だから、返してもらうよ?」
ガキ2人、ポカーンとしてる
そりゃ、そうか。
いきなり来て、ワケ分からないことを言っているんだ
「結生、中で遊ぶよ」
無理やり、結生を教室まで連れてくる
せんせーは外に行ったらしく、俺等2人しかいない。
「春・・・?絢夢君とは遊ばないの?」
「遊ばない」
「何で・・・?」
「俺は結生としかココでは遊ばないって決めたから。ずっと、一緒にいるんだろ?」
「そうだけど」
「不満?俺は・・・いつでも結生といたい」
「あたしも・・・!じゃあ、またねんどで遊ぼう?」
まぁ、いいか。
結生には伝わらなかったけど、いつか俺はお前に話すよ
素直にな。
好きと・・・伝えてみせる。