【X'mas】百合色をした薔薇の歯車/GIADOOLⅢ
「うるさい機体になりそうだな。」
心から出た言葉である。
『アハハハハ・・・それにしてもキリト老けたね・・・。』
そうか・・・ギアに搭載されたというコトは、こいつに視界と触覚ができたんだな・・・。
よかった・・・適当な花を買ってこなくて・・・。
「二年もたてばな・・・それより、悪かったな百合の花・・・。」
おとといの休み。
百合の誕生日に、同じ名前をした花を買ってくると約束した。
だけど、結局は何一つかなわなかった。
『期待してないって言ったでしょ?大丈夫だよ。それに花より、もっと欲しかったものを手に入れられたわけだし・・・』
百合の花より欲しいといっていたもの。
彼女が心から欲しがっていたもの・・・。
・・・・・・・・・自らの『身体』・・・・・・・・。
だけど、こんな巨体で鉄の皮膚を持ち、全身に武装を施されて、それを『身体』と呼べるのだろうか・・・・・・。
俺には・・・わからない・・・。
心から出た言葉である。
『アハハハハ・・・それにしてもキリト老けたね・・・。』
そうか・・・ギアに搭載されたというコトは、こいつに視界と触覚ができたんだな・・・。
よかった・・・適当な花を買ってこなくて・・・。
「二年もたてばな・・・それより、悪かったな百合の花・・・。」
おとといの休み。
百合の誕生日に、同じ名前をした花を買ってくると約束した。
だけど、結局は何一つかなわなかった。
『期待してないって言ったでしょ?大丈夫だよ。それに花より、もっと欲しかったものを手に入れられたわけだし・・・』
百合の花より欲しいといっていたもの。
彼女が心から欲しがっていたもの・・・。
・・・・・・・・・自らの『身体』・・・・・・・・。
だけど、こんな巨体で鉄の皮膚を持ち、全身に武装を施されて、それを『身体』と呼べるのだろうか・・・・・・。
俺には・・・わからない・・・。