【X'mas】百合色をした薔薇の歯車/GIADOOLⅢ

「冗談・・・。」


 どうやら、後者だったらしい・・・。


『嘘でしょ・・・』


 コックピット内で百合も驚きの声を上げる。


 晴れる砂煙。


 視界も開け、敵を肉眼で確認が可能となり、百合とキリトは見た。


 それは・・・・・・・。


 自分たちの二倍・・・いや、それ以上はあろうかという・・・巨大な漆黒のギア・・・・。

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