最先端クローン技術
叶夢side
「はぃ?」
退院した俺は今最寄りのファミレスにいる。
退院の知らせを聞きつけ、再会を望んだ少女ら数人のせいで。
向かいに座る三人の少女のうち一人。
大人しい感じの子が俺に告白してきた。
高校に入って三年。
四度目の告白に俺はいつもの通り言った。
「いいけど。
俺病気だよ?」
OKの返事に顔を輝かせた瞬間、顔をわずかに曇らせる少女。
名前は知らないから以後少女A。
「…なんの?」
少女Aの右隣以後少女Bが偉そうに言った。
「心臓病。
だから走れねーし、デートも制限つくけどいいの?」
これは俺流度胸試し。
大抵はここで引く。
え?病気?
面倒…止めとこ。
これパターン。
「いーよ。」
まれにいるから驚かないけど、意外と度胸のある少女Aは俺の目を見て言った。。
「いーの?SEXも出来ないよ?」
青ざめる少女A。
その時。
ビタン!!