先生のお望みのまま

ゴクセンの声にビクッとした。
失望された…?


「私、外見てくる!」



悲しいのか何だか、とにかく苦しくて教室を飛び出した。




「待て、一緒に…。」



追い掛けてくるゴクセンを振り切るようにドアをあけて外に出ると




「グル…
フンギャー!アァグー」




あまりに獣じみた大きな声だったけど、あれって猫の声?

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