俺はお前が好きなんだ!!



~悠斗~





忘れ物を取りに教室に戻ったら、意外なことに・・・




「・・・奈緒・・・?」



奈緒がいた。



────────ドキン────────



!?

何だ!?今の・・・


「・・・悠斗!?」


驚いて振り向いた奈緒は・・・



泣いていた。


「!?お前・・、泣いてるのか・・!?・・ど・・どうしたんだよ・・・!?」

何をどうすればいいのか分からない。

どうやったら奈緒は、


泣き止んでくれるんだ・・・?



「ぷッ」

何故か奈緒がいきなり笑い出した。

「な!?なんなんだよ・・・!?」

意味分からねぇ・・・!

「へタレのくせに♪」

そして、また、奈緒が面白そうにそう呟いた。


!?はぁ!!??


「なんだよ・・・!?こっちはせっかく・・」

こいつ、失礼にもほどがあるだろ!

すると奈緒はふわっと笑って言った。

「なぁんて、うそだよ♪ありがとう」




───────ドキン───────



!?


・・・まただ・・・。

コレは一体何なんだ・・・!?

























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