俺はお前が好きなんだ!!
~悠斗~
「・・・ん・・・?」
目が覚めると俺は保健室のベッドの上にいた。
あぁ、そうか。
奈緒が俺が熱出したと勘違いして・・・。
・・・・そうだ、奈緒はどこだ・・・?
俺は、奈緒の姿を探して横を見やった。
・・・・・!?
「・・・・って、はぁッ!!!!????」
奈緒が俺の膝の上で寝て・・・!?
「無防備すぎるんだよ・・・、人の気も知らねーで・・・\\\」
こんなヤツを可愛いと思っちまう俺は、相当頭がおかしいんじゃねぇか?
「・・・・かわいい・・・」
俺は、抑えきれずにそうつぶやき、コイツの唇に顔を近づける。
そして、
「ん・・・」
奈緒に優しいキスをした。