小悪魔彼女と天然彼氏
文化祭の準備 約1ヶ月前
「・・・野さん?」
という声に私はハッとした。
もう2時間目の授業が始まっていたのだ。
2時間目も文化祭の出し物に
ついての授業だった。
「あの・・・どんなメイド服がいいの?」
とファッション部の澤田さんに聞かれていた。
「ぁ、ごめんなさい。
ぼーっとしてました・・・。」
と謝った。
着てみたいメイド服のデザインなどを
教えてほしいという話だった。
澤田さんの考えた資料を見せてもらうと
どれも素敵なデザインばかりだった。
この学校には、普通科、デザイン科、
国際調理科、商業科の4つの科目がある。
澤田さんは、その中のデザイン科と
普通科のどちらを受けるのか
迷ったそうだが、普通科を受けて、
大学を目指しているそうだ。
「どれも、かわいいデザインの
メイド服・・・。」
と資料に見とれていた。
澤田さんは少し驚いた顔をした後に、
「ありがとう。」といってくれた。
「でも、まだまだだよ。
それで、どんなデザインがいい?」
と資料に目を通しながら私に
おすすめのデザインの資料を見せてくれた。
その中でも、私の目にとまったのは、
両側にリボンが付いているカチューシャに、
胸元に大きなリボンがついて
フリフリのエプロンと服が一緒になっている
とてもかわいいメイド服に
ひざ下まであるブーツだった。
「もしかして、コレ?」
と澤田さんに言われて
「ぁ、うん。でも・・・」
私はそれがかわいいと思ったけど
・・・なんか違う気がした。
何が違うんだろう?
「どうかしたの?」
と澤田さんが心配そうにこっちを見ていた。
「あのね、コレはとっても
かわいいと思うんだけど・・・。」
その後、少し考えてから
「このフリルはやめて、ここにつけた方が
いいと思うんだよね・・・。」
と澤田さんの資料を見ながら、
自分のノートに私の意見を書いた。
ポカンとしながらも、澤田さんは、
私の意見を聞いて(見て)くれていた。
という声に私はハッとした。
もう2時間目の授業が始まっていたのだ。
2時間目も文化祭の出し物に
ついての授業だった。
「あの・・・どんなメイド服がいいの?」
とファッション部の澤田さんに聞かれていた。
「ぁ、ごめんなさい。
ぼーっとしてました・・・。」
と謝った。
着てみたいメイド服のデザインなどを
教えてほしいという話だった。
澤田さんの考えた資料を見せてもらうと
どれも素敵なデザインばかりだった。
この学校には、普通科、デザイン科、
国際調理科、商業科の4つの科目がある。
澤田さんは、その中のデザイン科と
普通科のどちらを受けるのか
迷ったそうだが、普通科を受けて、
大学を目指しているそうだ。
「どれも、かわいいデザインの
メイド服・・・。」
と資料に見とれていた。
澤田さんは少し驚いた顔をした後に、
「ありがとう。」といってくれた。
「でも、まだまだだよ。
それで、どんなデザインがいい?」
と資料に目を通しながら私に
おすすめのデザインの資料を見せてくれた。
その中でも、私の目にとまったのは、
両側にリボンが付いているカチューシャに、
胸元に大きなリボンがついて
フリフリのエプロンと服が一緒になっている
とてもかわいいメイド服に
ひざ下まであるブーツだった。
「もしかして、コレ?」
と澤田さんに言われて
「ぁ、うん。でも・・・」
私はそれがかわいいと思ったけど
・・・なんか違う気がした。
何が違うんだろう?
「どうかしたの?」
と澤田さんが心配そうにこっちを見ていた。
「あのね、コレはとっても
かわいいと思うんだけど・・・。」
その後、少し考えてから
「このフリルはやめて、ここにつけた方が
いいと思うんだよね・・・。」
と澤田さんの資料を見ながら、
自分のノートに私の意見を書いた。
ポカンとしながらも、澤田さんは、
私の意見を聞いて(見て)くれていた。