小悪魔彼女と天然彼氏
み、南くんが照れてる・・・?

・・・なんで??

2時間目が終わるチャイムが鳴ると

南くんは自分の席に座っていた。

まだ・・・執事服から制服に

着替えてないみたいだけど^^;

と、とりあえず・・・

本当に照れてるかどうか聞いてみようかな。

「あの・・・み、南くん。」

「ん、なぁに?」

「ぇっと・・・さ、さっき」

「さっき?」

変な緊張するよぉ・・・><

「さっき、照れてたの・・・?」

私は少し下を向いて聞いてみた。

すると、南くんは黙り込んでしまった。

・・・南くん困っちゃってるのかな?

返事がないし・・・。

少し心配になって南くんの方を向くと

ブレザーのセーターのすそが少しかかった

片手で口元の辺りを隠している

南くんの姿があった。

「南くん・・・?」

南くんは、ハッとした顔をして

「ぁ、いや、その・・・。」

少し動揺した様子で言った。


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