小悪魔彼女と天然彼氏
す、すごいかわいい!!

私の好みにすごいあってる!

美穂に駆け寄ってリボンとフリルを見ていると

「こっちのはどう??」

声のする方向を見てみると

一樹くんがクリーム色のリボンを持っていた。

なんか・・・微妙かも・・・。

それだと服に対して小さい気がする。

一樹くんには申し訳ないけど・・・

「それだと「これいいかも。」

私の発言にかぶるように南くんが

なにかをもってこっちによってきた。

なんだろぅ・・・?

「デザインから見るとこっちの大きな白の

リボン方が似合うと思うんだけど・・・。」

そのとおりなの!!

南くん・・・よくわかってる!!

「たしかにそうかも・・・。」

美穂も腕を組んで納得としている様子だった。

「そうかなぁ?」

一樹くんが手に持ったリボンをもって

しかめた顔をしていた。

「ゎ、私も南くんの方がいいと思う。

大きいリボンのがかわいいし・・・。」

勇気を出して一樹くんに言うと

一樹くんは少し寂しそうな顔をして

「そっかぁ・・・。」

そういってリボンを棚に戻していた。
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