イジワルな『あいつ』

柔道や合気道をやっていた私には
通用しないはずだった

『後半だからって……ッ』

ズキッ

どうやら落ちたとき足を捻ったみたい
フラついて
殴られそうになったとき
『きゃーーー』
周りの悲鳴と共に
私は思わず目を閉じた……


……
風圧を感じた瞬間………

ガシッ

何かを掴む音と同時に目を開けた



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