青空、ハレの日☆奇跡の条件(加筆修正中)
程なくして、クヲンは立ち直り、次の攻め手を考える。
(接近したら危険っぽいから……)
そう考え、翼を黒から白へと変化させる。同時に大鎌が元の羽根へと戻り、次の瞬間、弓へと変化する。
「わわ、飛び道具は卑怯ですよ!」
クヲンの意図が読めたマリィが抗議するが、彼に容赦はない。すぐに白銀の矢がマリィに襲い掛かる。
カキィン!
なんとか巧みに槍を操り、その矢を弾き落としたマリィだが、クヲンは次々に矢を撃ち込んでいく。得意の連射を繰り出してきたのだ。
さすがにそれを全て捌き切れるものではない。
そう瞬時に判断したマリィはさらに高く、矢の射程距離外まで飛翔する。
(やると思ったぜ)
狙い通りとばかりにクヲンがそれを追う。キリキリと弓に数本矢を束ねて引き付けながらマリィに接近する。
「えぇ!?」
大鎌から弓矢に変わったことで、先ほどよりもクヲンのスピードが速くなったことを驚くマリィ。勝ち誇ったようなクヲンは彼女の槍が届かない距離でその矢を放った。
反射的に槍で身を守るが、矢の数が思いの外多い上、拡散している。一本が右翼に突き刺さり、もう一本が左肩を掠めた。
今度はマリィの顔が痛みに歪む。クヲンはこれをチャンスとばかりに畳み掛ける。
瞬時に翼を白から黒へと変化させ、弓を大鎌へと変えると、強烈な斬撃を浴びせる。
狙いは、マリィの持っている槍だ。
(接近したら危険っぽいから……)
そう考え、翼を黒から白へと変化させる。同時に大鎌が元の羽根へと戻り、次の瞬間、弓へと変化する。
「わわ、飛び道具は卑怯ですよ!」
クヲンの意図が読めたマリィが抗議するが、彼に容赦はない。すぐに白銀の矢がマリィに襲い掛かる。
カキィン!
なんとか巧みに槍を操り、その矢を弾き落としたマリィだが、クヲンは次々に矢を撃ち込んでいく。得意の連射を繰り出してきたのだ。
さすがにそれを全て捌き切れるものではない。
そう瞬時に判断したマリィはさらに高く、矢の射程距離外まで飛翔する。
(やると思ったぜ)
狙い通りとばかりにクヲンがそれを追う。キリキリと弓に数本矢を束ねて引き付けながらマリィに接近する。
「えぇ!?」
大鎌から弓矢に変わったことで、先ほどよりもクヲンのスピードが速くなったことを驚くマリィ。勝ち誇ったようなクヲンは彼女の槍が届かない距離でその矢を放った。
反射的に槍で身を守るが、矢の数が思いの外多い上、拡散している。一本が右翼に突き刺さり、もう一本が左肩を掠めた。
今度はマリィの顔が痛みに歪む。クヲンはこれをチャンスとばかりに畳み掛ける。
瞬時に翼を白から黒へと変化させ、弓を大鎌へと変えると、強烈な斬撃を浴びせる。
狙いは、マリィの持っている槍だ。