うわさの奴隷組!?


生徒会長は眉をひそめた。


「へぇ。俺と似た負けず嫌いの君が『最低』なんて言うなんてね」



「ああ、最低だ」



もう、私が口を出している暇はなく、さっと流れていく。

追いつくことができない。



「お前はそれでもいい奴だって思っていた俺が馬鹿だった」


「挑発かい?」


生徒会長は口は笑っていたものの、目はもう笑っていなかった。


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