うわさの奴隷組!?


「でも、早いね」

「そうだね」


文化祭の時に半年と言っていたのにもう1年が終わろうとしていた。



この1年、私は変わることができたのだろうか?

そんな気持ちが渦巻く。



「……はぁ」

光くんがため息をした。

「どうしたの?」


「……ん?……いや、何でもない……」

「そう?」

「うん、気にしないで」


気にしないでと言われると反対に気になるけど本人が言っているから放っておこう。


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