*運命&赤い糸*
『ついたー!∀』

20分ぐらい歩いてやっとついた☆

『可愛い子はー?』

俺はそんなことをつい口に出してしまった

中学生からの癖

隣には運命の相手がいる

もうこいつ以外好きにならない

『颯人ー!何組だった?』

あっ俺は自分のクラスを確かめてなかった

『んーあっ!俺は1年6組☆里緒は?』

『私は1年7組!』

離れてしまった…

『そっかー残念だなぁーまた今までみたいにバカできねーな(笑)』

『まぁね(笑)まぁ時々そっちに顔だすょ♪』

『おぅ!じゃあ帰りな♪』

『うん!昇降口で待ってて∩』

俺は自分の教室に向かって一歩歩いた

名前の名簿にまさかあの子の名前があるとも知らずに…
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