すれ違う心
有弥が焼きもちやくからなるべく隆介といないようにしている。
だが…
「瑠璃いくぞ~」
玄関から叫ぶ隆介。
もうすぐしたら、有弥がくるのに…。
私たちが付き合っている事隆介はまだ知らない。
「今日は一緒に行けないんだ…」
「なんでだよ」
そんな時、有弥がやってきた。
「ん?」
隆介が私と有弥の顔を交互にみる。
「なるほど…そういう事か。」
やっとわかってくれたか。
「じゃあ俺先いってっから」
と隆介は行ってしまった。
ごめんね…隆介。