あなたとわたし
「あいつなんだ!?」
雅也も不思議そうに
岡部を見ていた。
「まぁいいや!
いつものとこ行こう」
「おぅ」
屋上。
私達がいつもご飯を
食べたりたまっている所。
「何で俺が団長なんだよ!
梨世でよかったのにな」
「私より男の人の方が
いいでしょ」
「まだ2人いいじゃん!
私何て先生と一緒に
いなきゃ行けないんだよ」
今日の体育祭の話で
凄い盛り上がっていた。
「ケンタッキーフライドチキン何
黙ってんの!?」
「そうだよ!今日の
お前ちょっと変だぜ?」
「え!?そうかな!!」
賢太が明るく振る舞って
いるように私には
見えた。
「何かあるんだったら
私達に言って」