あなたとわたし



「賢太、今笑った?」


「え?笑ってねーよ」


賢太は笑いながら
私に言った。


「何かあった?」

いきなり私は質問して
しまった。


「……………別に」


さっきより低い声で
返事をした。
やっぱ…何かあったよね?


「いつもの賢太じゃない
よぉ??何かあるでしょ?」


「ない」


「賢太私でよ「何でもない
って!!…飯の時言った
だろ?腹痛かったって!!!」

賢太は私をにらみつけた。

その顔が本当に怖くて
泣きそうになった。

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