あなたとわたし




私はその言葉に
頷く事しかできなかった。

本当は賢太が何で
あんなに元気がなかった
のか知りたい!
でも今の私にはできなかった。



「玄関まで送る」


賢太は私のカバンを
持って下へ降りて行った。
その後に遅れて
賢太について行った。


「じゃあな!」


「うん…ばいばい」


私はこうして家を
出て行った。


帰り道…賢太の事で
頭がいっぱいだった。


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