あなたとわたし
「賢太!!!」
賢太がいた。
学校を休んでると
思ったのに…
「おぉ!!!びっくりした!
梨世これから授業始まる
んじゃーないんですかね」
そこにいた賢太は
怖い賢太じゃなくて
いつも優しい賢太だった。
「何でここにいるの?」
「え?ここが好きだから」
「そ、そーゆう事じゃ
なくて…」
「あんさ!俺前から
梨世の事好きだった」
いきなりの賢太からの
告白に戸惑いを隠せ
なかった…
「え!」
「そりゃーびっくり
するよな!でもいいんだ!
梨世が幸せなら…
昨日はごめん!!
泣かせて…昨日は…
イライラしててさー」