あなたとわたし
「じゃあ授業始めるぞぉ!」
授業は50分間。
長くて眠くなってきた。
愛川!愛川!愛川!
誰かが私を呼んでいた。
龍野先生の声だった。
「はぁ!」
「愛川、授業終わったぞ
お前は一番前の席
なのによく寝れるな!」
「す、すみません」
何人かが笑った。
そして何人かは
笑いをこらえていた。
授業が終わった。
「雅也!あんたのせいで
めっちゃ笑われたん
だから誤ってよね?」
「わりー…
今眠いから又後で…」
なんて言って
机の上に顔を伏せた。
「もぉ!いいですよだ」
その時だった…