涙～貴方を愛して～

そんな私にダイキがこう言った。


『早いかも知れんけど…キスせん？』



そんなダイキの言葉に私は更にドキドキした。


確かに、付き合ってまだ３日…。

いくら何でも早過ぎると思った。



でも…

頭で考えるより先に、私の口からはこんな言葉が飛び出した。


『うん。良いよ。』



そう言った瞬間、顔から火が出そうなくらい恥ずかしかった。



『じゃあ、目瞑って。』


ダイキの一言で、私はゆっくりと目を閉じた。


次の瞬間、私の唇とダイキの唇がそっと触れ合った。


唇が離れた瞬間、私は凄く恥ずかしくて赤面した。


そんな私にダイキが言った。


『唇…めちゃくちゃ柔らかい。』


その言葉に、私は更に恥ずかしくなった。


『もう、恥ずかしい…。』


そう言った私は、恥ずかしさのあまりダイキの顔をまともに見ることが出来なかった。