涙~貴方を愛して~
週末になると、私は歩いてダイキの家に遊びに行った。

私とダイキの家は、直ぐ近くと言うわけではなかったけど歩いて行ける距離にあった。


そんな私達は、休みの日はいつもダイキの家で過ごした。


私がダイキの家に行くと、ダイキはいつも私にキスをしたり、ギュッと強く私を抱きしめてくれたりした。


始めのうちは、全然慣れていなくて戸惑ってばかりだった私。

そんな私も、いつしか2人でいられる時間に幸せを感じるようになっていた。


キスをしたり、抱き合ったり…

幸せだった。


初めのうちは、それが幸せなんだって思えたんだ…。


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