涙~貴方を愛して~
ダイキのことを怖いと思うようになってから、私はダイキと距離を置くことにした。



『ごめん…。しばらく2人では会えん。』



私がダイキに送ったメール…。


ダイキはすんなりと『わかった。』とメールを返して来た。



自分勝手なのはわかっていた。

でも私は、何でダイキが理由を何も聞いて来なかったのかが不思議だった。

あの時はその理由がわからなかった。


でも…

今ならわかる気がする。


ねぇ、ダイキ…

貴方はあの時、既に私達の別れを予感してたの?

もしそうだとしたら、貴方は私なんかより遥かに大人だったんだね…。
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