涙~貴方を愛して~
見ないように下を向いていると、いつの間にか眠くなって来てしまった。

床に座ったまま眠りかけた私に2人が聞く。


『寝てない?』

『寝てた(笑)なんか眠くなっちゃった~。』

『じゃあ、ベット使って良いよ。』

『本当!?ありがとう♪』



私は2人がゲームに熱中している間、コウちゃんのベットで寝かせてもらうことにした。



ZZzz....


30分くらい経った頃、コウちゃんに起こされた。


『カナ…起きて。』


だけど眠すぎて、私はなかなか起きられない。


『……ZZzz....』


尚も眠り続ける私。


『早く起きて~。ゲーセン行くよ。』

『んー…あと少しだけ…。』

『じゃあ、あと5分ね。』



優しいコウちゃんは、時間を延長して寝かせてくれた。

だけど私は、5分経っても10分経っても起きられず、コウちゃんは繰り返し頑張って私を起こしていた。


『早く起きな時間なくなるよ。』

『んー……』



しばらくして私は、やっとのことで起き上がった。

そして私は寝ぼけたまま、ゲーセンに連れて行かれた。

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