涙~貴方を愛して~
それからもメールのやり取りは続いた。


自分が可愛いだなんて思ってもいなかったし、むしろ自分に自信なんてなかった私は、ダイキのメールにこう返事を返した。


『そんな可愛いだなんて…。』


『本当のことだよ。』


『ありがとうございます(*^_^*)』



それからもメールのやり取りは続いた。



『好きな人くらいはおるやろ?』


『秘密です(笑)先輩は?』


『俺も秘密(笑)』



そんなメールのやり取りをしている時だった。


私はダイキからのメールに更に驚かされた。


『もし、俺が告白したらどうする?』


『えっ!?もしもそんな奇跡が起こったとしたら、私は先輩と付き合いますよ。』


『マジで!?』



私は現実になることのない話にそう返事を返した。
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