シークレット☆ガール
『ひーちゃんおはよぉ〜!今日さぁ〜超寒くなぁ〜ぃ?瑠菜(ルナ)鼻水とま〜ん〜ないよ〜ぉぉぉ。にゃはんっ笑』




更衣室でドレスに着替えてる途中、猫なで声がかわいらしい女の子がすりよってくるように話かけてきた。




彼女の名前は瑠菜。





本名は違う名前だがキャバクラの友達同士、いわゆるキャバ友。みんな本名ではなくお店で使う源氏名で呼びあっていたのだ。




はっきり言って名前なんてわかればなんでもよかったのだ。





そんなフランクな関係の友達たち。




自由な関係…




それがお洒落で当たり前だと心から思っていた21才の私だった。
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