love。18×25
「ほら、行ってきなさい。
大丈夫、先生は、逃げないから」
と、私だけに聞こえる声で、
秋が言った。

そして、怪しげに笑った。


「高城、美和を借りるね」

と言った、沢田君と一緒に屋上に向かった。


「どーしたの?」

と不思議に思って聞いてみた。

だって、沢田君いつもと、違うし…。


「あのなっ…美和」


「うん」


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