ヴァンパイア



「……1つ聞いてもよろしい?」


私は頷く。


「貴女はこの間まで、人間………どうして人間になれたの?まだ、そんなの……開発されてないわ」



………どうして?


そういえば……
飲まされた血は何だったの??


だけど、―――とても、味か濃かった。


それは覚えてる。


「僕達も分からないんだ、両親が優美に何かをした………その記憶はないんだ………」



< 159 / 220 >

この作品をシェア

pagetop