ヴァンパイア
†3章†
「優美様、説明を忘れていました………赤は薫様を呼びます。青は私……赤は薫様なので押さないでください………」
私はコクリと頷く。
「ふぅ………でわ、これに着替えてください」
………??
真っ白な純白ドレス………まるで、結婚式のドレスのよう―――――
「今日は何かのパーティーなの??」
「パーティーと言えばパーティーです。優美様の」
私の………?
「さぁ、薫様が待っています。早く御用意を」
私は真っ白なドレスを来た。髪型や化粧を雪はやってくれた。
髪をアップにして、綺麗にピンクをテーマにして化粧をしてくれた。
「優美様は白やピンクがお似合いですね………」
初めて雪に褒められて嬉しかった。