ヴァンパイア



「あるよ!だって俺ら」
「港っっ!!!!」


ビクッ!!
薫………?


「すまん………だけど、声を抑えろ――」
「………あぁ……優美行こう」


薫……?どうしたの?
港サンは何を言おうとしたの??


皆して私に内緒………



「薫っっ!!」
「桜………」
「まだ、人間と居たの?…………!!?」


桜サンは私を見て驚いている。


「薫っっ!!!この、この子を抱いたの?!」

!!?
何で分かるの……?!

数時間前の出来事に顔を赤くしてしまう。


「あぁ……たっぷりな………だから桜、お前は用はない」
「っ………ふんっ!!」


桜サンは目を赤くして私の横を通った。


「ごめんなさい………」



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