ヴァンパイア
「大丈夫………」
「薫………」
手が大きくて……冷たい。え?大きい………
チラッと薫の手を見る
!!!??
ガタガタ
「優美?」
「ヴ………ヴァンパイア!!!!」
私は薫から離れる
だけど、腰が抜けてしまった。
「優美………」
私に近付いてくる。
「僕は優美を食べたりしないよ?」
「嘘よ………嘘っっ!!!」
薫は溜め息をついた。
「僕は優美の両親とは長い付き合いなんだ愛娘を食べたりは出来ないんだよ??それが優美の両親との約束だからね………」
何それ………
「あんまり怖いとは思わないで………?僕は優美を食べたりはしない」