ヴァンパイア



なんだかこの部屋から離れたくない。
………だけど、そんなわがまま……


「………食事が進んでませんね……お口にあわないですか?」


!?


「とっても美味しいよ!」

私はパンを頬張る


「ゴホッ!!……っ」
「焦らず、ゆっくり食べてください」


雪は私に紅茶を飲まして、部屋を出た。
……何やってんだろう……私は……


「………はぁ……」



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