離さないでよ。


もともと手ぶらな状態
だったから

アキから借りていた服を脱いで制服を着て
準備は終わった


「終わったよ」



外で待っていたアキは
かんなを見た

「…じゃぁ送るから」



そう言うとアキは
先に歩き出した


その後を急いで
かんなは追っていった



< 141 / 207 >

この作品をシェア

pagetop