離さないでよ。




アキは途中の曲がり角で
すぐに曲がって座り込み

髪の毛をくしゃくしゃした



「ごめんな…かんな」




アキはずっとそこで
下を向いていた




< 154 / 207 >

この作品をシェア

pagetop