離さないでよ。


「なに?コーヒーも飲んじゃいけないの?」

「浩二さんとかと行けばいいじゃん」



「男同士でカフェとからしくないじゃん」


バンッ


かんなは立ち上がって机に手をついた


「もういい!」


一人で店の外に出た

もう外は真っ暗


こんな夜に

あたし一人




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