離さないでよ。


「あんた、足、怪我してんじゃん」



「あ…」

リュウに突き飛ばされた時の





男の子は目を合わさずにかんなをゆっくりと引っ張った


「消毒してやるから、来い」

「えっ!あっ…」



驚いて声にもならなかった


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