離さないでよ。


『ごちそうさまー』




かんながみんなの食器を
集めて重ねた


アキは鍋とか料理に使ったものを持った

「じゃぁかんなと皿洗ってくるわ」

『いってらっしゃーい』




そう言うと少し前を
歩いていたアキは振り返ってかんなを見た


「行くぞ、かんな」


「うん…っ」

かんなは嬉しそうにして
アキの元に駆け寄った



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