紫輝‐シキ‐




「ううう…」


パパは変なうめき声をあげるだけで、ぴくぴくしてる。


「遼はいいから晩御飯食べましょう。今日はね、3人でハンバーグ作ったのよ!」


「織愛何もしてないでしょ。」


そう。あたしのママは料理が天才的に下手。


だから料理だけはパパの担当だったらしい。


これからはあたしになるのかな…。





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