紫輝‐シキ‐
発見
「愛南っ!」
部屋にはいった途端尚が抱き着いてきた。
「尚……!?どうしたの!?」
「愛南…大丈夫?俺、愛南もう来てくれないかと思ったよ………。」
尚……ごめんね。
しかも、なんか尚の喋り方が変わってて、可愛い。
「来なくなんてならないよ。尚が寂しがるでしょ?」
あたしはふふふっと笑いながら言った。
「うん。愛南がいないと寂しいからね!絶対毎日俺に会いに来てよね!!」
うん。とあたしは笑った。
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