紫輝‐シキ‐

帰路





「…………。」

「…………。」

「…………。」

「…………。」

「…………。」



あたし達は、ひたすら沈黙だった。


悠希がそんなに喋らないのは分かってたし、悠希があたしの歩調に合わせてくれたから急ぐこともなかった。




星が綺麗だなぁ。

月もででるし。


ショウともゆっくり星を見てたことがあったっけ……。





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