紫輝‐シキ‐
倉庫に着くと、下っ端くんたちがみんな、恐ろしいくらい機嫌がいい悠希を見てびっくりしていた。
当の悠希は何も気にならない様で、ズンズンと歩いていく。
あたしも、おいていかれないように走って着いて行った。
そしてなぜか下っ端くんたちはあたしを見ても、物凄くびっくりしていた。
やっぱり髪の毛似合わないのかな…?
見慣れてないからかな…?
あたしはそんな心配をしながらも、奥の部屋へと急いだ。