紫輝‐シキ‐




また二人になっちゃった。


何しようかなぁ…


そう思って多樹の方を見ると、バチッと目が合った。



「なっ!俺は愛南を見てた訳じゃねぇぞ!ただ…暇なんじゃねぇかと思って!!!」



そんなにテンパらなくていいじゃんか。笑



「分かったよ。」



慌てまくってる多樹を落ち着かせるためにあたしは笑顔でそう言った。




< 230 / 246 >

この作品をシェア

pagetop