紫輝‐シキ‐



そのあと奇跡的に復活したパパがあたしを高校に行かせるという話をしてた。


あたしが高校に行くことにママも賛成してくれた。


でも…


「で?どこに行かせるつもりで誰に電話してたの?」


「あっ!そうだなっ!騰貴‐トウキ‐のとこの燐摩‐リンマ‐高校だっ!!」


「りんま…………?」


そう言ったママの顔は…


魔王様ぁぁぁ!!!!!!!


きゃああああああ!!!!!


「てめぇ燐摩なんぞに女の愛南を行かせるつもりかぁ!ゴラァ!なんとか言ってみろやあ゛!!」


「ぐ…ぐるじいでず……。」


パパはまたも死にそうになりながらママに許しを請っていた。




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