紫輝‐シキ‐



「遅れましたっ!理事長っ!」


ぁあ〜!!!


「琢磨っ!」
「愛南さんっ!?」


理事長室に入って来たのはこれまたパパの後輩の琢磨だった。


「あたしの担任て琢磨なの?」
「転入生って愛南さんだったんですね〜!」


「愛南ちゃんの担任は琢磨だよ。琢磨、愛南ちゃんを頼んだぞ〜!」


ぉお!琢磨が担任かぁ〜!


楽だな。笑


「愛南さん。教室に行きましょうか。」


「うんっ!」


あたしは琢磨の後ろを歩いて教室に向かった。




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